昨年のフジロックに行く途中にカギを紛失したことは以前書きましたが、そのときに「二度とカギは失くすまい」と思ったにもかかわらず、またやってしまいました。
私はポーターの財布を使っています。 財布にはキーホルダーのようなものがついているので、普段は部屋のカギをかけた後は財布にくっつけています。定期も使ったあと、財布にしまいます。 財布は、とにかく失くさないように気をつけているのです。 言い換えると、財布を失くすと本当にどうにもならなくなるという。 金曜日は会社の先輩が食事に連れて行ってくれました。7人ほどで高級肉を食べまくり(おいしかった)、車で来ていた先輩に駅まで送っていただき、改札を通ろうとしたら定期が財布に入っていない。 あらあら、と思い上着のポケットを探ると定期が入っていたので 「ああよかった、カギはあるよね?」 と思いながら財布を見たら・・・くっついていない。 慌ててかばんのなかを探るわたし。でもない。 よく探しなおしているあいだに、一緒にいた先輩が食事したお店と駅まで送ってくれた先輩(当たり前だがとっくに車で走り去ってます)に連絡してくれたけど、どちらにもカギはないとのこと。 しかたがないので職場に戻り、カギを落としていないか調べる。ない。 しょんぼりしてビルから出たら、車で送ってくれた先輩が戻ってきてくれてた。うわーん。 しつこく、食事をしたお店に戻ってみる。でもない。 こうなると、落とした可能性がある場所が思いつかない。 もしかしたら今朝、鍵をかけずに出てきたのかもしれないからとりあえず帰ってみよう、と先輩が提案してくださる。 しかもあたしのアパート(電車で約30分の距離)まで車で送ってくれることに。 同じ方向に帰る先輩も一緒に来てくれた。 二人とも「この状況がちょっと面白い」と言いながら。申し訳ないやらありがたいやら。 車で走っているあいだに、鍵を開けてくれる業者を調べて24時間営業していることを確認する。これで、鍵がなくてもとりあえず部屋には入ることができるめどがついた。 こういうとき一人暮らしってどうにもならなくて悲しいですね。 家にひとがいれば、たぶん、ともかく入ることはできるじゃないですか。 自分のバカさかげんに対する悲しさと皆さんの優しさでこころをいっぱいにしつつ、思ったよりも早く家に到着。 ダッシュで部屋のドアに向かう。 ・・・ん? 鍵穴にささっているのは・・・カギじゃないですか?? はい、ありました。 今朝カギをかけて、抜かずに出かけたようです。 部屋のなかも(とりあえずは)誰かが入った形跡もなし。 先輩たちも、失笑・爆笑しながらもよかったねえと喜んでくれた。 ほんとうにありがとうございました。 ここ1年で、二度もカギで失敗していることになります。 これだけやれば今度こそ気をつけるようになるだろう、と思う私は前向きすぎるでしょうか。 部屋のカギ、やっぱり交換したほうがいいのかなあ・・・
by lookingglass
| 2005-04-22 23:59
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