昨日のHOSONO THEATERに行ってまいりました。
上映前にキセルが2曲。 アコギ+ミュージカルソーの演奏で、"星空"と、はっぴいえんどの"しんしんしん"。 "しんしんしん"は先日の抱瓶ライブでも聴けたのだけれど、妙に今の自分の気持ちにそっているような気がして、泣きそうになってしまった。 "しんしんしん"の歌詞の一部。 『何もかも嫌になり 自分さえ汚れた雪の なかに消えて 泥濘になればいい』 "銀河鉄道の夜"は、とても前に...場所をイマイチおぼえていませんが、もしかしたら学校で?観たことがあります。 もちろん原作も読んだことがあります。 とても悲しいお話だと思うので、なんとなく観なおすのを避けていたんです。 猫になっているのだって、人間だとあまりにも悲しいからじゃないかと思うくらい。 でも、今回、こういうきっかけで、しかも映画館で観ることができて、とてもうれしいです。 そしてエンドロールの詩。春と修羅、の、序、だと思います(いまいち自信がない)。 キセルの歌も、映画も、今が暑くなろうとしていく季節であることを忘れさせてしまうものでした。 ユーロスペースを出てから歩く間も、なんだか違う季節のなかのような気持ちでした。 今年の4月以降、肉体的にも精神的にもとにかく動きまくっていた自分が、止まることができたように思います。 もともとのあたしは、暗いなあと。暗いというか...ほんとうは暗いにとても近いぐらいに落ち着いていたいって。 それを思い出せてよかったと思いました。 ...なにいってるんでしょうね。
by lookingglass
| 2006-06-28 21:21
| Art
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